冬の宮川沿い(鷺編)
昨日のブログに引き続き 宮川での遭遇です。
いつも 宮川では 鴨の群れをみますが、
んん?!
一瞬目を疑いました・・・・
鷺(サギ)?!
鷺も宮川には見られます。
しかし、下流の方で出会う率が高いのですが、
宮川朝市の辺りまで、来ちゃっていました・・・・・
この鷺。
遠くから見ると 鶴のように 品がありそうな・・・・
しかも、 日本舞踊にも 鷺を表現したものがありまして・・・
長唄 「鷺娘」 と言う、
非常に代表的な名曲があります。
(白鷺の精が町娘となってあらわれると言うストーリーの舞踊です。)
「長唄 鷺娘」 派手な部分としっとりとした部分が重なり合う名曲ですし、踊りも人気の演目の1つです。
舞踊の世界では、サギ=鷺娘=名曲
と言った構図で、古典中の古典であると同時に、格式の高いイメージを持っています。
そのような「鷺娘」のイメージが強いのに、
本物の鷺を見ると、
どことなく 悪者のイメージを抱いてしまいます。
近づくと 目の強さ。 鳴き声はハスキーボォイス。
(カラスの方が まだいい。と思っちゃうのは私だけでしょうか・・・)
鷺の場合 個体数の増加から寺社林に生息することが増え、
糞害や夜間の鳴き声などの問題が多くあります。
しかし、
鷺は、
水鳥の仲間ですから、宮川にいても おかしくはないのです。
個体数の増加の問題にしても 人間が原因だと思われるし・・・・
人間界と自然界・そして鳥達 上手く調和しててくれればと思った 宮川沿いでの風景でした